治療家のための英語学習

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ひょんなことから、今年のゴールデンウィークにアメリカに行くことになった。年末年始に著書を出された徳島のO先生のお伴でである。O先生と親しくされているある方に声をかけて頂いた。こういうチャンスにはめったに出会えるものではない。あまりくよくよ悩まずにお誘いに乗った。

 

主に日系人鍼灸師さんたちへの講義と実技指導が4~5日間、ロスアンゼルスにて行われる。欧米では中国式鍼灸中医学)が幅を利かせているというが、一方で、日本流の繊細な古典鍼灸治療を求める人も少なくないと聞く。その講師として招かれたのがO先生であり、我々数名の同行者は、その補助スタッフとしての位置づけを勝手に自負している。

 

さて、現地での交流であるが、今回の場合、日本語がある程度は通用するだろうから、事前の英語猛特訓は必要ないかもしれない。しかし、物事は予想を外れた例外だらけの場合があり、その時のために準備はしておきたい。現地の先生方(欧米人を含む受講者の方々)は、めったに受けられない日本人講師の授業を心待ちにし、意気込んで来られるに違いない。O先生の講義は通訳付きの日本語でされるのだが、何かの機会に私たちも直接英語で何らかのアドバイスができたら、喜んでもらえるのではないか。それはそれは素晴らしい交流となるだろう。

 

ということもあって、こんな本をまず入手してみた。

(『鍼灸マッサージ師のための英会話ハンドブック』医道の日本社

通読してみたが、なかなか読みやすく、しっかりした内容で、編集もよい。少し「予習」してから旅立とうか。このような準備をしていれば、きっと自分の治療院にもそういう患者さんがもっとお見えになるであろう。

もちろん、第一声は、"Can I help you?"