第33回 経絡治療学術大会 東京大会

去る3月24~25日は東京有明医療大学にて、「第33回 経絡治療学術大会 東京大会」が行われ、私も参加してきました。伝統鍼灸医学に関する全国規模の勉強会です。

 

全国から多くの参加者が集まり、熱心に各発表者の講演に耳を傾けました。私も質疑応答の時間に質問させて頂きました。大会場でマイクを使って質問するのは、結構勇気がいるものですが、自分の関心の高い講演内容の場合は、なるべく質問するようにしています。そういうことがきっかけで、発表者の先生と関係ができ、以後交流しやすくなることもあります。

 

そもそも、人の話をさらっと一回聴いて完全に分かるはずがないのです。疑問が出て当然なのです。しかし、少し勉強していないと疑問すら出てきません。質問できるということはとても良いことなのです。

 

ただ、本題から外れたとんちんかんな質問、明らかに発表者の得意としない分野の質問は、結局誰のためにもなりません。聴衆の多くが疑問に思っているだろうな、ということを代弁するつもりで発言するようにしています。そういう意味では慎重に場の空気を読むことも大切なことだと思います。質問するというのは奥深く、難しいものです。

 

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休憩時間のワンショット (講演中の撮影、録音は禁じられています。)