親子スキンタッチ教室 in 宇治市 大雨の中、無事に成功!
◇「スキンタッチ」とは?
お子さんの健康管理・健康増進を目的として行う家庭療法です。
皮膚をなでたりこすったりして軽い刺激を与えるだけの簡単な方法で、おうちで日々気軽にできて効果の高い優れた健康法として全国に広がりつつあります。今から15年ほど前、古来行われている「小児はり」をアレンジして徳島県で考案されました。「スキンタッチ教室」ではそのやり方をご興味のある親御さんに直接指導致します。
大きなイベントはしばらくはありませんが、個人的にご興味のある方は、石田鍼灸までお問い合わせください。
◇手記「後日談」(イベントを無事終えて)
去る9月29日(土)宇治市のイベント「オグザニア大作戦」にて、初めてスキンタッチ指導員としてデビューしました。地元の先生方には準備段階からかなりのご苦労をおかけしました。
わざわざ本場徳島から来て頂いた先生もあり、経験者としてアドバイスを頂戴しました。また、東京や福岡からおいでの美容鍼の先生方三名さんも、とても感じの良い方ばかりで、まるでベテランのような話ぶりでお母さんたちにわかりやすく説明しておられました。
台風前の土砂降りということもあり、これでは誰も来てくれないだろうという当初の心配をよそに、結構たくさんの親子連れがテントを訪れて下さり、我々黄色いシャツの参加者たちは一人当たり数名ずつスキンタッチ指導を体験することができました。皆さんの奮闘のおかげで、あの超悪天候下でのイベントとしては大成功でした。
私にとっても初めての体験でしたが、見知らぬ子連れのお母さんに対して、まったく予備知識をお持ちでないことを一からわかりやすくお話しするということがいかに難しいかということを体験しました。特に一人目の時はとてもアガってしまいました。見るとするとでは大違いでした。でも何事も繰り返すことで上達するのですね、少しだけ場に慣れることができました。
当日は鍼灸師の妻も連れて行き、いつも家で話だけ聞かせていた経絡治療関係の皆様に引き合わせることができ、それも良かったです。出産と同時に治療界から遠ざかっていましたが、このスキンタッチをきっかけにまた徐々に復帰していければいいなと思っています。
お母さんやお子さんのため、ということがもちろん一番ですが、今回はそれ以上に我々鍼灸師同士の交流が心を豊かにすることを体験しました。
翌日の京都新聞・山城版の朝刊に、よりによって私の写真がドアップで掲載されました。(`_´)ゞ