Queen フレディ・マーキュリー伝記映画 「ボヘミアン・ラプソディ」

 

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 大阪へ出かけた帰りに、難波のTOHOシネマズなんば本館で標題の映画を見てきました。きっかけは新聞記事で取り上げられていたこと。ファン世代以外の人々にも好評とのことで、これはぜひ見に行かねばと足を運んでみました。

 

 言わずと知れた伝説のロック歌手フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury、1946年9月5日 - 1991年11月24日)の伝記映画。ドキュメントフィルムではなく、映画として撮られたものです。私も十代の終わりにその噂を耳にしたり、雑誌などで姿を見た記憶はありましたが、すでに別の音楽に傾倒していたので、自分の中では長年ほとんど忘れ去られた存在でした。

 

 そんな立場の者が今回この映画を見た率直な感想は、

 

〈少しでもその名前を見聞きしたことのある人にはぜひご覧頂きたい〉

 

ということ。クイーンやロックのファンでなくてもぜんぜん問題ありません。一人の人間の生きざまの記録として非常に面白く見ました。二時間の上映時間も長くは感じない出来栄えでした。流涙を禁じ得ず、という場面もありました。

 

 ラストのLive Aidに出場する直前、厳格な父と不良息子が和解し抱擁する場面に父が言った言葉が印象的でした。

 

「Good thought,Good word,Good deed」

 

異端者として疎んじてきた息子が、ようやくその言葉に見合う人間になったことを父は認めたのです。

 

細かいことですが、日本贔屓だったフレディの自室が映る場面で「金閣舎利殿御守護」のお札が再現されていたことには驚きました。

 

映画は俳優による再現になっていますが、本物の映像は↓こちら

Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version] - YouTube