秋晴れの日に~ドラえもんさんの目眩(めまい)~
しばらく秋晴れが続くという予報なので、門前看板の句に今回はこんな作品を選んでみました。昨秋の「俳都松山 俳句ポスト365」兼題での秀句(夏井いつき先生選)です。
初めて見た時から印象に残っていた句です。これなら通りすがりの人にも楽しんで頂けるかな、と思いました。
折しも、最近来院されている患者様の中にドラえもんが大好き!な四十代前半の女性がおられ、毎回違うドラえもんTシャツを着て来院され、我々の目を楽しませてくれています。勝手に「ドラえもんの〇〇さん」と呼んでいます。
この方はメニエール病のような目眩(めまい)ふらつきでお悩みだったのですが、数回の治療で症状も取れ、かなり元気になられ、我々も喜んでいます。お仕事でずいぶん期待され、その期待に応えようと頑張りすぎたのがそもそもの原因だったようです。今はメンテナンスのために数週間に一度来院して頂いています。
この方の場合、耳鼻科では「特に異常はなく、自律神経的なもの」と診断され、お薬を処方されていたのですが、症状の改善が見られなかったため、今年七月初旬に鍼灸治療を希望されて来院されました。治療の効果が早く現れて本当によかったです。
鍼灸や漢方薬などの東洋医学では、現代医学で言うところの「自律神経的なもの」の中に古来細かい分類があり、研究されてきました。我が鍼灸でもその成果を先人に学び治療に生かしています。
最高のコンディションで、爽快なドラえもんブルーの一日を!