新年のcoincidence「偶然のできごと」
大寒も過ぎ、いよいよ寒さも佳境に入ってきました。春の訪れが待ち遠しい今日このごろです。
昨日の日曜日、所属する研究会の新年第一回が予定されていたのですが、それが事情により急きょお休みになりました。ただ、スタッフミーティングは行うとのことで出席のために小雨の中を大阪に出かけて参りました。
事情を知らずに参加した私は、そこである身近な先生のご親族の訃報を耳にしました。あまりに突然な出来事に言葉を失い、渦中の先生のご心中を察することさえできず、混乱してただ茫然とするばかりでした。人生のあまりに過酷な試練を与えることに憤りさえ感じました。
一夜明けた今朝、朝食を取りながら、その先生のことを思っていました。
「今この時をどんな思いで過ごされているのだろう」
もっとも身近な人を突然失った場合、人はどのようにして乗り越えて行くのでしょうか。一体、どういう思い方をすれば克服できるというのでしょうか。
そんなことをぼんやりと考えながら朝の食卓に坐っていました。
「人は死んだらどこへ行くのだろう」
あらためてそんなことにも考えは及びました。
午前中の治療を終え、昼休みに治療所のパソコンでYou Tube開き、何気なく音楽の動画を見ていました。ちょっと目を離してふと気が付くと私の指定していない別の動画が始まっていました。
知らないうちにどこかをクリックしていたのかもしれませんが、大きな疑問に対する何かが示唆されたようでした。
https://www.youtube.com/watch?v=5YzJ9QwdLcY&t=0s&list=FLGz1YyBuNULJ-xDM7NuOldg&index=20
今、我々周囲の者に掛けられる言葉は何一つないと思いますが、ひたすら心よりご冥福をお祈りいたします。
この方の経験談が本になっているようです。図書館で借りてきました。